世界の救急車PART2

シンガポール救急事情

前回に引続き、今回は世界の救急車PART2です。

Chevrolet Express

前回のFord E-450 Super Dutyよりちょっとだけ小さいですが、それでも重量級の救急車で以下の特徴があります

頑丈なフレームと高品質な部品を使用しており、長時間の使用や過酷な環境でも信頼性を保ちます。
                                              いくつかシリーズがありますが、主にV8エンジンを搭載し優れた加速力と牽引力で迅速な応答が求められる緊急時においても安定した走行性能を発揮します。

内部空間は傷病者と医療スタッフが快適に過ごせ、医療機器や機材の配置も柔軟に対応可能です。

最新の安全機能である電子安定制御システムや衝突回避システムなどが搭載されており、救急車としての安全性が高められています。

余裕のある設計で内装や医療機器の配置をカスタマイズでき、各国の規制や医療ニーズに合わせたることが可能です。

基本的な諸元

  • 4.3L V6 276馬力/6.0L V8ガソリンエンジン341馬力/6.6L V8ディーゼルエンジン260馬力
  • トルク: 298 lb-ft(4.3L V6)、373 lb-ft(6.0L V8)、525 lb-ft(6.6L V8ディーゼル)
  • 最大積載量: 4,500ポンド(約2,041kg)
  • 燃費: 市街地12-15 MPG(5.1-6.4 km/L)、高速道路17-20 MPG(7.2-8.5 km/L)

主な運用国

アメリカ以外では以下の国で使用されています。

  • カナダ:多くの地域で運用されています。厳しい気候条件や広大な地理的環境にも対応できる信頼性が評価されています。
  • メキシコ:メキシコの救急医療サービスでもシボレー エクスプレスが使用されており、その耐久性と高い積載能力が重宝されています。
  • 中南米地域:ブラジルやアルゼンチンなどの中南米諸国でもシボレー エクスプレスは救急車として使用されており、さまざまな地理的条件に対応できる信頼性が評価されています。
  • 中東地域:一部の中東諸国でもシボレー エクスプレスが運用されており、過酷な気候条件でも高い性能を発揮しています。

Mercedes-Benz Sprinter

スプリンターはさすがに世界の高級車メルセデス・ベンツ社製で長時間の使用や過酷な環境でも高い信頼性を発揮し、またヨーロッパが主戦場になるのでのディーゼルエンジンやガソリンエンジンの多様なエンジンオプションを提供して、高いパフォーマンスと燃費効率を実現しています。

アメ車ほどではないですが十分広い内部空間があり作業スペースも十分に確保しています。

もちろんメルセデス・ベンツの先進技術が搭載されており、衝突回避アシストや車線維持アシスト、ブラインドスポットモニタリングなどの安全機能が標準装備されています。

基本的な諸元

  • エンジン: 2.0L 直列4気筒ターボディーゼルエンジン、3.0L V6ディーゼルエンジン
  • 馬力: 161 – 188馬力
  • トルク: 266 – 325 lb-ft
  • 最大積載量: 5,000ポンド(約2,268kg)以上
  • 燃費: 市街地21-24 MPG(8.9-10.2 km/L)、高速道路24-30 MPG(10.2-12.7 km/L)

主な運用国

本国ドイツでは、主に病院と消防署の救急医療サービス部門で使用されており、都市部での救急医療において、その高い信頼性が評価されています。主な他国の運用は以下の通りです。

  • フランス:スプリンターはSAMU(緊急医療サービス)や病院の救急部門で広く使用されています。また、消防署の救急隊でも活躍しています。
  • オーストリア:救急医療サービスでもスプリンターは重要な役割を果たしており、特に山岳地域での信頼性が評価されています。
  • オランダ:広い内部空間と高度な安全機能が評価され、多くの医療機関で使用されています。
  • カナダ:救急車として使用されており、特に都市部と郊外の両方でその高い性能が評価されています。
  • オーストラリア:広大な地域での医療輸送においてもスプリンターは信頼されており、その耐久性と性能が評価されています。
  • アメリカ合衆国:民間の救急医療サービス会社でも使用されており、特にその高いカスタマイズ性と先進的な安全機能が評価されています。

Fiat Ducato

えっ?スロープでストレッチャー搬入?

イタリアのフィアット ドゥカートは、救急車として以下のような特徴を持っています。

内部レイアウトや装備のカスタマイズが容易で、各国の規制や医療ニーズに柔軟に対応でき医療機器や患者のための十分なスペースが確保されています。


また、フィアット社の高性能なエンジンを搭載し、安定した走行性能と優れた燃費効率で長距離移動も可能で、もちろんサイズもいい感じで都市部での機動性に優れています。

安全面も衝突回避システム、車線維持アシスト、ブラインドスポットモニタリングなどの最新の安全機能が搭載されています

基本的な諸元

  • エンジン: 2.3L マルチジェットディーゼルエンジン、3.0L マルチジェットディーゼルエンジン
  • 馬力: 130 – 180馬力
  • トルク: 320 – 400 Nm
  • 最大積載量: 1,500 – 2,000kg
  • 燃費: 市街地8-10 L/100km、高速道路6-8 L/100km

主な運用国

フィアットの本国であるイタリアでは、多くの病院や救急医療機関でフィアット ドゥカートが使用されていますが、ヨーロッパを中心に以下の国でも運用されています。

  • フランス:広く使用されており、特に都市部での救急医療サービスにおいて高く評価されています。
  • スペイン:救急医療機関で使用されており、その信頼性と機動性が評価されています。
  • ドイツ:病院と消防署のEMS部門で使用されています。
  • オランダ:EMSでフィアット ドゥカートが重要な役割を果たしています。
  • イギリス:救急車として運用されており、特に都市部での迅速な応答が求められる場面で使用されています。
  • オーストラリア:救急医療機関でもフィアット ドゥカートが使用されており、その高い信頼性と性能が評価されています。

この様にフィアット ドゥカートは、その高いカスタマイズ性と優れた性能により、多くの国で救急医療サービスにおいて重要な役割を果たしています。

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